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ここ10年余り、クルマにはそう深く接することもなく過してきたので、書けることといえば昔の話になってしまいますが、ボクが免許を取った22~3年前は、国産車のタイヤはみな扁平率70%でした。。。だったと思います。 それが60であれば車検に通るという話を聞いていたので、当時インチ・アップして交換したタイヤは60でした。それ未満のものは「扁平タイヤ」などと言われていましたし、外車の55、50などというタイヤなどは「超扁平タイヤ」だったはずです。ピレリのP7が伝説のように語られていた時代でしたよね。 カレラの標準が18インチの40、カレラSでは19インチの35ですから、(それはポルシェだからということで割り引いても)隔世の感がありますね。。。だけど、これだけの扁平率でも、こうして並べてみると、両者では明らかにサイド・ウォールの高さが違うんですね。 ボクが大学生になりたての頃、市販のタイヤはもうさすがに皆ラジアルでしたが、当時はまだ、このサイド・ウォールの剛性が劣るということから、F1の世界ではバイアスのグッドイヤーばかりで、少数のトップ・チームだけに先進的なラジアルのミシュランが供給されていました、確か。。。 先日、朝の上野駅前で、自転車のロードレーサーのように極大リムのホイールに超ペッタンコのタイヤを履いた白いBMW6シリーズを見かけましたが、それはもう、フェンダーのアーチぎりぎりの巨大ホイールにタイヤをつけずに走っていたらリムに黒土がついちゃった、という風に見えるほどのモノでした。ビックリです。あれは一体何インチのホイールで扁平率はいくつだったのでしょうか!? M6は、19インチに前が40、後ろが35のようですが、こんなもんじゃありません。それはもう、なにかちょっとワルな「勝負タイヤ!」という雰囲気でした。。。
by giacomo_pcn
| 2005-06-22 21:13
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